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逡巡

久しぶりに本棚を整理したくなりまして、あれこれ引っ張りだしました。

これから先読まないであろう(読まなくても影響がないであろう)小説などは、躊躇なくゴミ袋へ入れました。古いガーデニング誌もそろそろいいかな…。

しかし、本棚を占拠しているのはそういう本ではなくて、埃をかぶったこれらの本。

170731.jpgもちろんこれは一部。文庫も新書ももっとあるし、ハードカバーや四六版の本などもあるんですよー。

とりあえず本棚から出して並べてみたら、ガッカリ気分になってきました。

これらの本をほぼ読んだのに、内容をほとんど思い出せない…。もう一回学生をやり直すべきなんじゃないかという気さえします(爆)。ダメだなぁ。

マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は、今でもベストセラーなんですね。そうだろうなー。これは確か…書き込みをしているから、古本でも売れないな。ルソー『社会契約論』なら売れるかしらん。

『現代政治学の名著』と『日本の外交』は、カバーがうっすいトレーシングペーパーのようなものなんですよ。おねーさまがたは懐かしいでしょう?^^ 本物のヤングはきっと知らないよね。


国広哲弥『日本語誤用・慣用小辞典』は何度も読んだなー。これは、まだ取っておこうかな。
ドナルド・キーン『反撃的人間』は読んだ実感はあるのだけど、他の本のほうがそそれた記憶があります。ドナルド・キーンの著作はうちに4~5冊あったはず。探せばまだ出てくるかな。
神島二郎『日本人の発想』はとてもエキサイティングで、一気に読んじゃいましたねー。知人にそれを話したら、「本より、神島先生本人のほうがもっとずっと熱いよ。会いに行ったら?」なんて途方も無いことを言われたっけ。その後、神島先生の存命中に市民公開講座に出席する機会が得られて、刺激を受けました。懐かしい。

…なんてことを思い出していたら、また本棚に戻すことになっちゃうなぁ。

エリクソンやベイトソンも、もう読まないだろうなー。フロムは、もしかしたらまた読むかもと言いつつ、別の本棚に入れたまま。あれ、レヴィ=ストロースはどこ行っちゃった?

これらの本が、自分から剥がれ落ちた欠片のような気がしてきて、処分するのをためらってしまうんです。はぁ、悩むわぁ…。

この記事へのコメントが 2 件あります

  • 加藤

    私の過去とは方向が違うので読んだことのある本はありませんが・・・
    私の場合、小説のみならずこの手の本さえもデジタル化したのは、断捨離というより「離行」だったような気がします。物への執着から離れるというヤツですね。
    これらの本を整理するのは片付けではなく自己と対峙する「行」になるのではないでしょうか?
    思い切って棺桶に入れるものリストを作って遺言してしまうのもひとつの手かもしれません。葬儀屋さんに棺桶が重いと怒られなければの話ですが。
    ちなみに、投稿本文を読んでいる途中で画像で一時停止して、そこで目に留まったのが『日本人の発想』というタイトルでした。
    そんなにすごいご本だったのですね。
    『日本語誤用・慣用小辞典』なら私も好きそう、読んでみようかなぁ〜
    2017年07月31日
  • もも

    ◆加藤さん
    かなり偏ったジャンルですよね(笑)。
    捨てることに抵抗を感じる本は、自己と対峙する材料になるものなんですね。今回、それがよく分かりました。これは行なのか業なのか…。
    己の血肉にはなっていないモノに執着しても仕方がないようにも思うんですが、スッキリと割り切れないものなんだなーと苦笑しています。あ、ミシェル・フーコーは捨てる決心がつきました。この差に自分で驚きます。
    『日本人の発想』は実にパワフルでした。同じ神島先生の著書『日本人の結婚観』も興味深かった…。どちらも、自らヘルメットを手にして突き進んだた神島先生らしく、権力や既存の価値観に迎合せずに正しき道を勝ち取れと説き伏せられている気分になりましたねー。
    『日本語誤用・慣用小辞典』は新編が出ています。加藤さんにもオススメ! ↓
    http://amzn.to/2uPZYjf
    2017年07月31日

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