高温傾向でバラに異変って本当に?

ちょっと気になる記事がありました。

181130.jpgお天気キャスターの方が書いている「続く高温傾向 植物にも異変 ( 秋 ) 」(チーム森田の“天気で斬る!)という記事です。
(画像はiPhoneのキャプチャ画像。LIFEというのは私が付けているタグ。)

サザンカやツバキの写真を撮りに行ったらバラが咲いていた…という書き出しと、この写真を見たら、速攻で場所が分かりますね?^^

そう。神代植物園。
分かったあなたもバラおたく(笑)。

高温傾向が続いたことによりバラの開花時期に異変が起きている、という意味に取れる記事タイトルですね。

私は10鉢程度のバラを育てているだけの素人に過ぎませんが、違和感を覚えたので、私見を率直に述べたいと思います。


植物公園の方にお話を伺うと、この公園の秋バラの見頃は例年だと11月中旬頃まで。
紅葉が始まる頃にはシーズンを終えることが多いそうですが、今季は見頃が半月も延びているそうです。
また、秋は昼と夜の気温差が大きくなるため、バラの花びら1枚1枚が縮まって小ぶりになることが多いのですが、まるで春バラのように大ぶりに咲いています。

その原因について、剪定がうまくいったことに加えて、気温の高さが関係しているのではないかとおっしゃっていました。秋のはじめに暖かさが続いたことで花がよく育ち、また、強い冷え込みもなかったことで、大敵である霜の影響を受けることが少なかったようです。

── 続く高温傾向 植物にも異変 ( 秋 ) - チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ



神代植物園は私の感覚よりもバラの開花が早い所です。例年なら秋バラのシーズンが11月中旬頃までなのに、11月末でも見頃が続いているというのですね。

その原因について、植物園の方が

  • 剪定がうまくいった
  • 気温の高さが関係しているのではないか

と話したと。

まずは、ここで違和感を感じたのです。

気温が高ければ、開花が早くなり、今頃さっさと散っているのではないでしょうか。

ところがこの秋は、京成バラ園をはじめいろいろな所で開花が遅れたと読みました。
開花が遅れたとブログに書いている方々が原因として挙げていたのは、「台風による塩害被害」です。

うちの場合は塩害かどうか定かではありませんが、台風により葉が大打撃を受け、そこから持ち直すのに時間がかかりました。秋が来た頃は、蕾を上げるどころではなかったのです。スタートに難があるのですから、開花時期は遅れて当然です。

2つめの違和感。
気温が高かったら、大きな花は咲きません。これはバラを育てている人はよく知っていることですよね。

春バラは気温が高いから大きく咲くのではなく、休眠で蓄えたパワーが一気に炸裂するから大きく咲くのです。秋バラは夏に体力を消耗しているし、まだ気温の高いうちに蕾を育てるので、春ほど大きな花を付けることができないと私は理解しているのですが。

気温と花の関係が、記事と私の理解では逆なのです。

霜に当たらなかったからよく咲くというのは分かります。霜に当たっていないので、うちのバラの花びらは透けたり縮んだりしていません。

3つめ。
例年と多少違う現象が起きると、端的に地球温暖化のせいにしすぎやしませんか。

それに、11月末にバラが咲いていても、異変というほどのことには感じないのです。
半月遅れ、つまり2週間ですよね。剪定が数日遅れただけでも生じる誤差のように思えますが、どうでしょうか。

クリスマスの飾りがついた横浜イングリッシュガーデンでバラを堪能したことのある私が言うのですから、そんなに的を外してはいないと思いますよ? 
うちのベランダでは現在、イングリッシュローズのジュビリー・セレブレーションが開花中。ミニバラのフジサンの蕾は今緩んでいるところ。これから咲きます。花が開いた時には12月です。
多少の誤差はあるけれど、異常や異変という単語で語るほどの状況だとは思っていません。


記事タイトルが適切に思えませんでしたし、文章の運びに違和感とノイズを感じて仕方がありませんでした。

ちっぽけなバラおたくの戯言に過ぎませんけどね。

この記事へのコメント

加藤
2018年12月02日 10:29
わかった私もバラおたく?(笑)

私は世の中のニュースを、霜が降りないから花が綺麗とかそういうことかな?と勝手に読み替えておりました、最後の2行だけ当たっていました^^;

剪定が上手くいった・・・これはどういうことでしょう?
塩害でかなり深く剪定したのでしょうか。
体力回復のために剪定の時期を遅らせたのでしょうか。

記事というのは目を引くためにキャッチーな言葉を使いますからねぇ。
異変というのがソレなのでしょう。

そういえば、四季咲きの樹木って他にありましたっけ?
比較するものはなかったかなと考えてハタと行き詰まりました。
台風だ気温だ剪定だとこんなにいろいろあるのは世界にバラだけでしたっけ?
もも
2018年12月02日 12:07
◆加藤さん
加藤さんがバラおたくですよー。何をいまさらー(笑)。

深く剪定したのであれば、開花は遅れてシーズンも遅れますね。気温とは関係ないですけど。
記事のあれこれがな~んか説明になっていなくて、もやもや~っとしてしまいました。

四季咲きの樹木って、ぱっと思いつきません。さくっとググっても樹木では見つかりませんね。
しょっちゅう花が咲くから体力も落ちるし、気温や台風にやられても次の季節までに回復させてあげなくちゃと思うし、咲かせるための剪定もしたくなるものだし。1年中手をかけることになってしまう。
四季咲きはヒトが己のために持たせた性質かと思っていましたが、ヒトに世話をさせて生き延びるバラの戦略だったりもするかもしれませんね。

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